インクジェット微小液滴(技術書籍S1528)

 

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◎微細配線、薄膜作製、デジタル印刷に求められる精密吐出、高速印刷、乾燥制御のポイント!
◎インク内の気泡、ノズル汚れ・詰まり、ノズル毎の吐出速度差、飛翔曲がり、
            サテライト・ミストの発生、吐出位置不良トラブルの原因と対策を「理論と実際」の両面から迫る!!

インクジェット技術における
     微小液滴
吐出・衝突・乾燥
S1528書籍        −メカニズムから制御法−

 
 

 《販売》企業研修協会        《発行》技術情報協会

 
 

●発刊:2009年8月 ●体裁:B5判 (415頁、上製本) ●定価:84,000円(税・送料込)

 
 

【執筆者(敬称略)】 

■(株)日立製作所 池川正人 ■京セラ(株) 石倉慎 ■豊橋技術科学大学 伊藤高啓 ■東芝テック(株) 石橋充   
■(株)ミマキエンジニアリング 大西勝 ■東京大学 奥薗透 ■理想科学工業(株) 奥田貞直 ■(独)国立印刷局研究所 尾崎靖   
■芝浦工業大学 小野直樹 ■協和界面科学(株) 加藤正和 ■長岡技術科学大学 河合晃 ■セイコーエプソン(株) 北原強   
■東北大学 小宮敦樹 ■京都大学 黒瀬良一 ■インクジェット・ジェーピー 小藤治彦 (キヤノン(株)、セイコーエプソン(株)を経て現職)  
■(株)ロキテクノ 齋藤和樹 ■宇都宮大学 佐藤正秀 ■京都大学 新戸浩幸 ■ブラザー工業(株) 鈴木義文 ■秋田県立大学 須藤誠一 
■DIC(株) 菅沼俊和 ■東芝テック(株) 田沼千秋 ■石原産業(株) 友成雅則 ■工学院大学 並木則和 ■新潟大学 長谷川富市   
■エスアイアイ・プリンテック(株) 原尻俊彦 ■和歌山大学 幹浩文 ■大日本印刷(株) 日口洋一 ■富士ゼロックス(株) 廣岡信行   
■九州大学 深井潤 ■北海道大学 藤川重雄 ■京都大学 前一廣 ■鳥取大学 松岡広成 ■京都大学 松本充弘   
■シスメックス(株) 村田知嘉子 ■(独)産業技術総合研究所 森田裕史 ■(株)マイクロジェット 山口修一 ■東京農工大学 渡辺敬三 
 
 

<内容項目> 

第1章 インキ・ペーストの設計、
              パラメータ調整
 

第1節 インクジェットインキに用いられる
          W/O型エマルションの調製と物性 

 −水性インクと溶剤インクのいいとこどり!
    使われる界面活性剤と乳化法、
               分散安定化・粘度調整技術!

 1.インクジェットインクにおける
       W/O型エマルションインクの位置付け
 2.W/O型エマルションの特性
 3.インクジェット用W/O型エマルションインクの調製

第2節 金属(銀・銅)ナノ粒子を用いた
               インク・ペーストの作製

 −プリンタブルエレクトロニクスの
              実用化を阻むペースト設計!
    今、“導電性”“信頼性”はどこまできて、
             これからは何が求められるのか?

 1.金属ナノ粒子に求められる特性
 2.金属ナノ粒子の合成法
 3.液相法で合成したAgナノ粒子と
              インク・ペーストへの応用
 4.液相法で合成したCu超微粒子)と
              インク・ペーストへの応用

第3節 カチオン硬化型インクジェットインクの設計
 −ヘッド性能に合わせたモノマーの選択・配合、
      重合開始剤の溶解度、
                     インクの保存安定性に与える影響!

 1.カチオン型UVインクの原理・特徴
 2.カチオンインクの材料
 3.カチオンインクの性能評価

第4節 マイクロミキサーを利用した
                            ナノ顔料の形成技術

 −粒子サイズ、分散性、材料の選択肢、
              生産性、、、ビルドアップ法の有意点は?

 1.マイクロミキサーについて
 2.中心衝突型マイクロミキサーの開発
 3.有機顔料微粒子形成工程への適用

第5節 工業顔料分散技術の設計とその最適化
 −「オンデマンド印刷の休止時にインクが
             ノズル開口部に付着し目詰まりを起こす」
       そんな問題を解決する
          インクへの再分散性付与技術!

 1.IJインクの特徴
 2.顔料分散液の設計
 3.顔料分散液の調製
 4.工業顔料分散工程の最適化
 5.顔料分散液に対する今後の課題

第6節 ペースト、機能性インキのろ過技術
 −カラーフィルター形成、微細配線、、、
        用途、材料に適したフィルターの選定!
     フィルターの閉塞、通液しない、
                  効果的に除去できない、、、トラブル対策!

 1.濾過に関する基礎知識
 2.ペースト状流体に関する濾過技術
 3.機能性インキの効果的な濾過技術
 4.濾過技術を活用した実施例

第7節 脱気・脱法技術の原理と
                  インクジェットインクへの応用
 
 −水性、溶剤型、UV硬化型、、、
          インクの含有成分を踏まえたモジュール選択法!
     使用条件(温度、真空度、液体流量)の
                設定と脱気膜の経時変化!

 1.脱気・脱泡とは
 2.膜による脱気
 3.膜による脱気の実例

第8節 分散と凝集の制御と評価事例
 −ナノサイズ/高濃度の粒子径分布、
      分散状態、異物の検出、ゼータ電位、、、
    どの手法を使って、どういう条件で、
                   何を測れば目的の情報を得られるのか?

 1.分散と凝集のメカニズム
 2.分散・凝集の評価分析装置
 3.各種スラリーの評価事例

第2章 ノズル内の溶液状態制御と
      液滴吐出の微細化・高速化技術 


第1節 ノズル内の溶液挙動、
            吐出メカニズムとその制御


[1] 毛管力の発生メカニズム
 −インク中の粒子間、粒子−
              壁面間にかかる力は見落とされることが多い!
 1.毛管架橋力
 2.横毛管力

[2] 液体メニスカスの動特性
 −液体メニスカスの形成から破断に至るフォースカーブ!
 1.実験装置
 2.理論
 3.実験結果
 4.まとめ

[3] マランゴニ効果の発生メカニズム
 −フラットディスプレイ、フレキシブル基板に必須! 
              均質な薄膜を作成するには?
 1.マランゴニ効果
 2.コーヒーステイン現象とマランゴニ効果
 3.表面張力測定法

[4] 表面張力を活用した
      マイクロチャンネル内での液混合技術

 −インクジェットノズル内での溶液の
       攪拌・均質化と目詰まり対策に活かす!
 1.目的
 2.実験および評価方法
 3.実験結果および考察

[5] マイクロオリフィスを通る液体の流動特性
 −微細な穴を通る流体の“圧力損失”を起こす要因!
 1.実験装置
 2.実験結果

第2節 インクジェットヘッドの構造・吐出特性と
          高速化・高精細化・長寿命化技術


[1] インクジェット方式の種類と特徴
 −メニスカス制御でインク滴の
       体積・速度・飛翔形態を自在にコントロール!
 1.インクジェット方式の種類と特徴
 2.Epsonヘッドの構造
 3.メニスカス制御技術

[2] ピエゾ型インクジェットヘッドの
         構造・吐出特性とメンテナンス

 −ヘッドの吐出状態や特性に悪影響を与える要因!
    不具合を発生させないための対策と
                                 発生した場合の回復動作!

 1.ピエゾインクジェットヘッドの構造
 2.ピエゾインクジェットヘッドの駆動方法
 3.ピエゾインクジェットヘッドの吐出特性
 4.ピエゾインクジェットヘッドのメンテナンス

[3] ピエゾ型インクジェットヘッドの構造と
         長寿命化・インク噴射速度高速化

 −インクの組成、使用状況による
           ヘッドの劣化!その要因とは?
    インク供給の安定化、気泡の排除、
                        サテライト・ミストの発生原因と対策!

 1.長寿命化
 2.インク吐出速度高速化

[4] ライン型インクジェットヘッドの
              構造と均一吐出技術

 −期待されるインクジェットの
                    高速デジタル印刷分野への応用!
    吐出速度を向上させ、チャンネルごとの
               吐出速度の差をなくす工夫!

 1.開発したライン型インクジェットヘッドの構造説明
 2.吐出速度の均一化のために
[5] インクジェットプリントヘッドの
     高速化,高精細化における動的設計の検討

 −インク加・減圧に伴うイジェクタ内の
                 振動の影響を排除する!
 1.京セラインクジェットプリントヘッド構造及び仕様概要
 2.流路内における振動の影響
 3.流路内振動の観測方法
 4.流路内振動モードの検討
 5.液滴飛翔状態の最適化

[6] インクジェットヘッドの高速・高画質化
 −多様なインクへの対応、気泡の除去、
                   ミスファイヤの回復!
   産業用途に求められる安定性、
       信頼性を確保する流路設計と循環方式!
 1.インクジェットプリンターの構造と動作
 2.インクジェットヘッドの分類と動作原理
 3.産業インクジェットヘッドの例
 4.流路内振動モードの検討

第3節 インクジェットの吐出・飛翔挙動制御

[1] 吐出量、速度、飛翔方向不均一の原因と対策

 −ノズル毎のばらつき、気泡、残留振動、
         メニスカスインクの蒸発、ノズル面汚れ
    トラブルの原因と対策を
         筆者の体験と理論を交えて大公開!
 1.不均一の原因
 2.不均一の対策

[2] 長距離飛翔機能性インクジェット機構
 −高段差電子回路の微細配線の
         直接描画、曲面・球面印刷に向けて!
 1.熱磁気駆動インク滴吐出機構
 2.インクジェットから吐出した液滴の静電加速

[3] インクジェット液滴の挙動と液滴合体現象の解析
 −液滴の飛翔軌道の曲がりと液滴合体現象!
           液滴に及ぼす周囲空気の影響は?
 1.メディアの移動で誘起される
                気流の影響を考慮した液滴挙動の解析
 2.インクジェットにおける
                液滴合体現象のメカニズムとその解析

[4] インクジェット微小液滴挙動と気流のPIV計測
 −キャリッジ走査時のミスト発生メカニズムと
                挙動に影響を与える気流!
 1.実験装置
 2.実験結果

[5] インクジェットヘッドの吐出異常とその対策
 −ノズル詰り、クリーニング動作による
    吐出不良位置変化、ドカ抜け、ボタ落ち,
     インク漏れ、飛行曲がり、サテライト化、
          ミスト化、、、原因と対策を徹底解明!
 1.吐出不良の発生原因と分類
 2.吐出不良として観測される現象
 3.吐出不良の原因と対策


第3章 微小液滴の
      衝突・乾燥メカニズムとその制御 


第1節 液滴の衝突・乾燥メカニズム

[1] 微小液滴の固体壁面への衝突シミュレーション

 −撥水性・親水性を付与した
        基材へ衝突した液滴はどう広がり方!
 1.液滴の数値シミュレーション
 2.液滴衝突の解析事例

[2] 動的な接触角の決定機構とその予測
 −コンタクトラインの運動特性と
                   接触角を変化させる条件・因子は?

[3] 微小単一液滴の蒸発・流動・伝熱挙動
 −液滴内外部流の流動特性、
                温度特性、蒸発速度を明らかにする!
 1.単一液滴内外部流の数値シミュレーション
 2.単一液滴の蒸発実験

[4] 液滴半径が蒸発・凝縮へ及ぼす影響
 −液滴半径と表面張力の関係!
                        気相と液相の力学的平衡!
 1.ナノ液滴の気液平衡に関する熱力学の適用限界

[5] 高分子溶液の蒸発・ゲル状皮膜の形成メカニズム
 −乾燥した後に残る不揮発性物質の
                  形状の制御のために!
 1.蒸発速度に関する一般的考察
 2.皮膜形成のモデル
 3.ゲル化に伴って現れる弾性効果

[6] 高分子溶液の蒸発に伴う
       表面構造形成過程と表面のレオロジー測定

 −単一高分子と混合系高分子では
      乾燥過程とできあがる膜の構造に
               どのような違いがでるのか?
 1.高分子溶液からの溶媒蒸発過程
 2.高分子薄膜における表面レオロジー

[7] 気液界面における液滴の流動メカニズム
 −液滴同士の合体現象、
                   サテライト液滴発生の仕組みがわかる!
 1.液滴に関するこれまでの研究
 2.振動による容器内の液体界面の崩壊と液滴生成
 3.気液界面上における液滴の理論解析
 4.液体界面と液滴の間に形成される気体薄膜厚さ
 5.落下液滴の没水深さ
 6.落下液滴の気液界面での挙動

[8] インクジェットプリンタからの
         発塵機構と粒子の特性評価

 −インク色とサテライト粒子の大きさと発生量の関係は?
 1.プリンタの印刷機構とインクおよびトナーの組成
 2.発塵粒子の特性評価実験
 3.実験結果 4.発塵機構に関する考察

[9] インクジェット法における
     高分子薄膜形成と溶液滴の内部流動

 −粘度,表面張力,温度が乾燥速度と
                   出来上がった膜の品質に与える影響は?
 1.液滴の後退量と薄膜形状の関係
 2.内部流動の可視化
 3.循環流を支配する因子

[10] インクジェット成膜における液滴の挙動
                 (液滴の着弾・広がり・乾燥)

 −平らな膜を得るための必須技術!!
      セルフピンニングを起こし、
                     かつコーヒーステイン現象を防ぐには?
 −液滴の広がり方、最終形状は如何にして決まるか?
 1.インクジェット成膜アプリケーション
 2.基板上の液滴の広がり
 3.矩形溝内の液滴の広がり
 4.液滴の乾燥と膜形状

第2節 基材表面状態、
        液滴/基材界面の測定・評価技術

[1] 固体表面の
      シランカップリング剤処理とぬれ性評価

 −インクジェットを工業用途に使うなら、
             基材の表面状態をもう一度見直してください!
 1.シランカップリング処理
 2.評価方法 3.処理プロセス条件
 4.処理装置 5.付着性コントロール
 6.剥離トラブル

[2] インクジェットヘッドから吐出された
          微小液滴の接触角測定技術

 − 着弾液量の解析、基材の表面状態の経時変化観察!
 1.極小接触角計 2.ディスペンサ
 3.測定概要 4.解析 5.今後の展望

[3] 固気液界面(コンタクトライン)ダイナミクスの
                       高精度測定

 −接触角では説明できない
            “ミクロスケールの界面現象”が
      薄膜形成時の諸問題を解決する糸口になる!
 1.コンタクトラインの観察
 2.コンタクトライン近傍の可視化
 3.計測装置の改善

[4] 染料系・顔料系インクジェットインクの
     印刷メディアへの浸透及び転移状態の観察

 −インクジェット印刷物の品質と
                         インク浸透挙動との関係は?
 1.FIBにより作製した印刷物断面の観察法
 2.CLSMによる印刷物の観察
 

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