コア/シェル(技術書籍S1586)

 

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“高分子量/低粘度” “速硬化性/ポットライフ” “分散性/密着性”
  - 相反する物性、機能性を両立させる次世代のキーテクノロジー!!その考え方を正しく把握する!!
  - 「ナノスケールの評価が難しい」 「構造形成機構が分からない」-そんな声に応える1冊!!
  - 富士フイルム、日本電気、巴川、関西ペイント、積水、コニカミノルタ、バイエル、、、
                                        国内外のトップメーカーの事例までを網羅!!
S1586書籍         
コア/シェル粒子
               粒径/膜厚コントロールとその評価 
 〜「理論的な裏づけ」から「経験的なトラブル対策」「応用事例」までを収録!!〜 
 
 

《販売》企業研修協会        《発行》技術情報協会

 
 

  ●発刊:2011年2月 ●体裁:B5判(285頁/上製本) ●定価:81,900円(税・送料込)

 
 

執筆者【敬称略】

■新潟大学 田中 眞人 ■東北大学 今野 幹男 ■コニカミノルタビジネステクノロジーズ(株)倉地 育夫 
■東京農工大学 尾見 信三 ■千葉大学 谷口 竜王 ■元・(株)巴川製紙所 上山 雅文 ■豊橋技術科学大学 松田 厚範 
■九州大学 岸田 昌浩 ■元・関西ペイント(株) 中山 雍晴 ■東京理科大学 小石 眞純 ■明治薬科大学 石井 文由 
■鈴木油脂工業(株)鈴木 和哉 ■バイエルマテリアルサイエンス(株)桐原 修 ■徳山積水工業(株)川口 泰広 
■日本電気(株)位地 正年 ■日機装(株) 佐藤 浩二 ■富士フイルム(株)市川 紀美雄 ■弘前大学 鈴木 裕史
 
 

<内容項目>

1章 コア/シェル粒子化による主な効果 

 1.コア/シェル粒子化の目的と分類
  (1)コア粒子の保護
  (2)環境へのコア粒子成分の放出速度の制御
  (3)コア粒子の物性調整 (4)シェル材物性の利用
  (5)コア粒子形状の修正 (6)複数の機能の集積化

 2.コア/シェル粒子の機能の具体例
  (1)コア粒子の保護
  (2)コア粒子成分の粒子外環境への
                    放出速度の制御
  (3)コア粒子の物性調整
  (4)シェル材物性の利用
    @物理的刺激 A化学的・生化学的刺激
  (5)コア粒子形状の修整
  (6)複数の機能の集約集積化

2章 コア/シェル粒子の合成プロセス

1節 コア/シェル粒子の形態・分類と合成プロセス
 1.コア/シェル粒子の形態の分類と機能
  1-1 コア/シェル粒子の形態の分類
  1-2 コア/シェル粒子の機能
 2.球形コア/シェル粒子の合成法
  2-1 コア/シェル粒子の合成法
  2-2 コア/シェル粒子の合成と機能化
   (1)無機物質によるシェル形成
   (2)有機ポリマーによるシェル形成
 3.球形コア/シェル以外の複合粒子の合成

2節 コア・シェルラテックス以外の
                    有機無機複合化事例

 1.緒言
 2.有機無機複合薄膜の力学物性への応用
  2-1 シリカとラテックスを均一分散した
                 ゼラチン膜の力学物性
  2-2 実験方法 (1)試料の作製 (2)試料の評価
  2-3 結果と考察
   (1)ゼラチン溶液の粘度測定結果
   (2)複合膜のヒビワレ評価結果
 3.有機無機複合薄膜の電気物性と応用例
  3-1 帯電防止薄膜の例
  3-2 SnO2ゾルに含まれる粒子の結晶性と導電性
  3-3 感材の帯電防止性能評価技術
  3-4 PET用帯電防止処理下引きのバインダー検討

3章 コア/シェル粒子合成法の
             選び方と用途展開
 

 1.コア/シェル粒子の合成法
  1-1 コア/シェル粒子の合成法の分類
  1-2 マイクロカプセルに関する成書
 2.重合法
  2-1 シード重合法
   1)熱力学的平衡論による粒子モルフォロジー予測
   2)粒子モルフォロジーを決定する速度論的要因
   3)コア/シェル粒子の合成法
  2-2 in situ 重合法 2-3 中空コア/シェル粒子
 3.物理化学的方法
  3-1 コアセルベーション法(相分離法)
  3-2 液中乾燥法(分散法)
 4.物理的・機械的方法
  4-1 固体混合法 4-2 2重オリフィス法
  4-3 スプレー(噴霧)乾燥法 4-4 流動層造粒法

4章 コア粒子の
      粒径/粒径分布のコントロール


1節 表面官能基を利用したコア/シェル粒子調製

2節 グラフト重合を用いた粒子の合成と粒径制御

 1.ATRPによるグラフト重合
 2.RAFTによるグラフト重合
 3.NMPによるグラフト重合
 4.その他の手法によるコアシェル微粒子の調製

3節 機械的操作による粒子径の制御
 1.攪拌
  1-1 攪拌と粒子径分布〜分裂と合一
  1-2 攪拌方法 1-3 攪拌容器の形状
 2.オリフィス(細管)法
  2-1 単純オリフィス(細管)法
  2-2 種々のオリフィス(細管)法
   2-2-1 超音波震動法
   2-2-2 二重管オリフィス(細管)法
   2-2-3 回転ノズル法
 3.多孔膜法 4.マイクロチャネル法
 5.高効率分散器 6.一段分散法

5章 シェル層の膜厚のコントロール

1節 プロトン伝導性コア/シェル粒子の
              イオニクス素子への応用

 1.交互積層法を用いた機能性コア-シェル粒子の作製
 2.コア-シェル粒子の圧着による
                燃料電池電解質膜の作製
 3.イオン液体を固定化した機能性カプセルの作製

2節 分散安定剤を利用した
        コア/シェル粒子生成と
           シェル層厚のコントロール

 1.ソープフリー重合法 2.in-situ重合法
 3.界面重縮合法 4.ヘテロ凝集法(layer-by-layer法)
 5.シード析出重合法 6.粒子状分散安定剤付着法

6章 コア/シェルの
       組み合わせ方とその基準


1節 コアシェルラテックス
 1.緒言
 2.コアシェルラテックス合成の基礎理念
 3.一般的なコアシェルラテックスの
                   相分離の要因と期待する効果
  1)Tg/  2) Sp値 3)分子量(架橋も含む)
  4)機能性モノマーの活用
 4.特別なコアシェルラテックス合成例
  4-1 相分離による
          スチレンーMMAコアシェルラテックスの合成
  4-2 シリコーン樹脂―アクリル樹脂
             コアシェルラテックスの合成
  4-3 フッ素樹脂―アクリル樹脂
             コアシェルエマルションの合成
  4-4 中空ラテックスの合成と利用
  4-5 粘度調性用コアシェルラテックス
  4-6 パワ−フィード法

2節 有機コア/有機シェルの
           組み合せ方とその基準

 1.化学的方法
  1-1 シード重合法 1-2 懸濁重合相分離法
 2.物理化学的方法

7章 シェル/コア粒子構造体を用いた
             材料の機能構築設計


1節 乾式混合による コア/シェル粒子の
                 複合・表面改質技術

 1.乾式混合を活用した複合・表面改質技術
   ・コ−ティング(単分子層被覆)改質
   ・トポケミカル(場所化学的)改質
   ・メカノケミカル(機械化学的)改質
   ・メカニカル(機械的)改質
   ・カプセル化(膜被覆化)改質
   ・高エネルギ−利用改質
   ・沈殿反応(表面複合化)改質
   ・集積化(粒子層被覆)改質
   ・超臨界流体法による複合化改質
   ・噴霧熱分解法による複合化改質
   ・交互吸着法(layer-by-layer assembly)
   ・鋳型(テンプレ−ト)技術利用改質
 2.乾式混合を活用
した混合・複合・表面改質技術の展開

2節 無機・有機・金属粒子による
             カプセル化・複合化技術

3節 粒子膜/コア粒子構造の構築と一般的応用分野

 1.粒子膜/コア粒子構造の構築とは
 2.一般的応用分野
       ・複合材料 ・合金
   ・セラミックス・ガラス
   ・医薬品 ・化粧品 ・食品 
   ・触媒 ・情報材料 
   ・電池・エネルギ− ・建築材料
   ・分析技術 ・文房具 

8章 医薬・化粧品・食品分野での
       コア/シェル粒子の使われ方 

1節 食品分野における
        コア/シェル粒子の目的と作り方

 1.コア/シェル粒子の目的
 2.調製法
  2-1 化学的方法
    @液中硬化反応法
    A液滴合一法
  2-2 物理化学的方法
    @コアセルベーション法
    A液中乾燥法
    Bコーティング法
    Cスプレードライ法
    D溶融分散冷却法

2節 医薬品分野におけるコア/シェル粒子
 1.ナノハイドロゲルを用いた
         ペプチド医薬品のマイクロカプセル化
 2.温度応答性放出型マイクロカプセル
 3.中空型生分解性マイクロカプセル

3節 化粧品分野におけるコア/シェル粒子
 1.無機質マイクロカプセル
 2.化粧品分野における無機質マイクロカプセルの利用
 3.化粧品原料としての機能と特性
  3-1 シリカマイクロカプセル
   ・使用感の向上 ・化粧崩れ、ベトツキ防止 ・徐放性
  3-2 無機質複合化マイクロカプセル
  3-3 無機質複合化カプセルの特性
   ・化粧持ち効果 ・紫外線遮蔽
   ・シワ毛穴ぼかし効果 ・分散安定性向上 
  
9章 コア/シェル構造を用いた材料の
       高付加価値化とその用途事例

1節 塗料・コーティング分野での
           コア/シェル粒子の使い方

 1.作業性間の相反
  1-1 2K−PURの乾燥性とポットライフ
   1-1-1 溶剤型2K−PUR
   1-1-2 水性2K−PUR
  1-2 1K−PUR(ブロックイソシアネート)の
                     乾燥性とポットライフ

2節 成形分野でのコア/シェル粒子の使い方
[1]熱膨張性マイクロカプセルの成形用途への展開
 1.熱膨張性マイクロカプセルの特徴
 2.成形用途に適した熱膨張性マイクロカプセルについて
 3.熱膨張性マイクロカプセルの諸性能
   −シェルポリマーの特性と発泡挙動との関係−
  3-1 熱膨張性マイクロカプセルの調整
  3-2 シェルポリマー特性の測定方法と結果
   3-2-1 架橋度の測定方法
   3-2-2 粘弾性の測定方法
   3-2-3 ガスバリア性の代替評価方法
   3-2-4 架橋度及び粘弾性の評価結果及び考察
   3-2-5 ガスバリア性の代替評価結果及び考察
  3-3 熱膨張性マイクロカプセルの発泡特性
   3-3-1 TMAによる発泡曲線の測定と結果及び考察
   3-3-2 可視化装置による発泡挙動の
                    測定と結果及び考察
  3-4 射出及び押出によるPP樹脂の発泡成形

[2]自己組織型の3層構造ナノ粒子による
             バイオプラスチックの強靭化

 1.3ユニット有機シリコン化合物による
             3層構造ナノ粒子の自己組織化
 2.3層構造ナノ粒子の添加によるポリ乳酸の強靭化
  
10章 コア/シェル構造の評価・解析技術

1節 粒子径分布の測定技術と特徴
 1.幾何学的な情報を利用した計測技術
  1-1 ふるい分け法
  1-2 顕微鏡法
 2.nmオーダー粒子への対応(動的光散乱法)
  2-1 光子相関法
  2-2 周波数解析法
  2-3 動的散乱法における微弱な散乱光の検出
 3.μm〜mmオーダー粒子への対応
  3-1 沈降法
  3-2 電気的検知帯法
  3-3 レーザー回折・散乱法

2節 コア/シェル粒子の膜厚の評価
 1.初期においては コア材とシェル材とが均一相を
   形成しているが,重合や溶媒除却などで発生する
   相分離ある いは析出などで粒子の形成が
   すすむにつれて,コア/シェル構造を形成する場合
   (懸濁重合法,ミニエマルション重合法,液中乾燥法,
   溶融分散冷却法など)
 2.コア粒子表面へシェル物質が析出・付着して
   コア/シェル粒子を形成する場合(析出重合法,
   コアセルベーション法,分散重合法,ヘテロ凝集法
   など)
 3.界面重縮合反応によりシェルを形成する場合
 4.ピッカリングエマルション系を利用して
             コア/シェル粒子を調製する場合
 5.シェル厚の直接的観察
  5-1 ピッカリングエマルション系を利用した
     ハイブリッドシェルを持つコア/シェル粒子調製
  5-2 コア粒子表面に形成された界面活性剤の
     吸着層への可溶化を利用した
                  コア/シェル粒子調製
  5-3 コア粒子存在下での乳化重合による
                  コア/シェル粒子調製

3節 相溶性に基づくコア/シェル構造の
             形成機構とその解析データ

 1.界面エネルギーとコア/シェル構造
 2.高分子の膨潤性とコア/シェル構造
  2-1 ポリウレタンウレアマイクロカプセル(PUUMC)の
                  コア/シェル構造形成過程
  2-2 高分子膨潤理論とコア/シェル構造形成

4節 ナノスケールで見たコア/シェル構造特性
 1.ToF-SIMSによるPUUMC最表面層の解析
  1-1 実験方法
  1-2 PUUMC最表面層での芯物質の存在量解析結果
 2.ESI-TEM法によるシェル膜中の元素分布解析
  2-1 ESI-TEM法による軽元素のマッピングについて
  2-2 PUUMC単一粒子の超薄切片による
                元素マッピング解析結果
  2-3 コア成分として燐酸系化合物を含む
             PUUMCでの元素マッピング結果
  2-4 コア成分としてジアゾニウム塩化合物を含む
              PUUMCでの元素マッピング結果
 3.PUUMCでの壁膜構造、
           コア/シェル構造形成過程のまとめ

5節 コア/シェル粒子の構造解析
 1.XAFS
 2.Core-shell粒子解析の実例
  2-1 実験条件
  2-2 結果
  2-3 議論
   2-3-1 one-shell curve-fitting
   2-3-2 two-shell curve-fitting
 
 

【本書のポイント】
 ◎第一人者である執筆陣がこれまで蓄積した【構造形成メカニズム】を余すところなく収録!!
 ◎目的に応じた各種【合成法/作成法】やその【利点と欠点】を整理し網羅!!
 ◎SP値、分子量、Tg、、、コアとシェルを組み合わせる上での【最低限のロジック】を掲載!!
 ◎“粒径を制御する” “粒径分布を揃える” “粒径を視る”

    -狙った大きさのコア粒子を得る為の考え方や指針を習得!! -経時的に視た構造変化、粒子内部の不均一相、架橋密度の測定!!
 ◎“膜を厚くする” “膜を薄くする” “膜を評価する”
    -目的に応じたシェル膜の付け方、はずし方、維持の仕方、、、 -ナノスケールのシェル膜を如何にうまく扱うのか!!
<対象分野> 
 ○コーティング  ○光学材料 ○電子材料 ○分析技術 ○インク ○粘着剤 
                                    ○電池材料 ○建築材料 ○食品 ○化粧品 ○塗料 ○医薬品 ○接着剤  etc... 

 
 

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