樹脂金属接着接合(技術書籍S1657)

 

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■“くっつかない”樹脂と金属をいかにして“くっつける”のか? 
        要求の高まる自動車用途において、求められる接着技術、耐環境性とは?
              接着のメカニズムから、表面処理、各種接着技術、その評価までを網羅した一冊!

S1657書籍  接着性向上へ向けた表面処理技術と接合信頼性評価を掲載!
樹脂金属接着・接合技術
接着メカニズム、各種表面処理・改質、界面制御、各種接着技術
             自動車部品への展開、経年劣化、加速試験、耐久性、接合強度評価法...

 
 

 《販売》企業研修協会        《発行》技術情報協会

 
 

●発刊:2012年1月 ●体裁:B5判 (232頁、上製本) ●定価:84,000円(税・送料込)  

 
 

【執筆者(敬称略)

■(株)日立製作所  岩崎 富生 ■金沢工業大学  小川 俊夫 ■大阪大学  片山 聖二 ■パール工業(株)  佐伯 登 
■東京工業大学  佐藤 千明 ■中部大学  鈴木 靖昭 ■大阪府立産業技術総合研究所  田原 充 
■オムロン(株)  早瀬 哲生 ■東京理科大学  松崎 亮介 ■前田工業(株)  三瓶 和久 ■接着技術コンサルタント  三刀 基郷
■岡山県工業技術センター  水戸岡 豊 ■東ソー(株)  山野 直樹 ■エーピーエス リサーチ  若林 一民
 
 

<内容項目> 

第1章 樹脂-金属間の接着メカニズム 

第1節 樹脂-金属の接着・接合のメカニズム
 1.接着界面形成の一般論
 2.界面相互作用と分子間力
  2-1 分子間力とは
   2-1-1 ファンデルワールス力
   2-1-2 水素結合力
   2-1-3 分子間力の力比べ
 3.分子間力と界面の相互作用
  3-1 分子間力と表面自由エネルギー
  3-2 表面自由エネルギーと表面張力
  3-3 表面自由エネルギーと界面相互作用エネルギー
 4.接着における界面相互作用エネルギー
  4-1 接触角と固体−液体間の接着仕事
  4-2 固体−固体間の接着仕事
  4-2-1 フォークスの方法
  4-2-2 フォークス式の拡張
 5.酸−塩基相互作用

第2節 各種接合・接着技術のメリット、デメリット
 1.樹脂及び金属の接合方法
  1-1 金属の接合方法
  1-2 樹脂・複合材料の接合方法
  1-3 樹脂と金属の接合方法(異種材料の接合方法)
 2.被着材の表面処理
  2-1 金属の表面処理
  2-2 アルミニウムの表面処理
  2-3 プラスチックの表面処理
   2-3-1 プラスチック表面の洗浄
   2-3-2 プラスチック表面の研磨(サンディング)
   2-3-3 プラスチック表面の極性を変える
    @ 火炎処理 A 紫外線照射法
    B 化成処理 C コロナ放電処理
    D プラズマ処理 E CASING法
 3.樹脂-金属の接着

第2章 接着界面の制御・表面処理 

第1節 樹脂と金属の接着における
               樹脂の表面処理の重要性

 1.樹脂の表面処理法
  1-1 コロナ処理
   1-1-1 コロナ処理法
   1-1-2 エチレン/酢酸ビニル共重合体
                    (EVA)の処理例
  1-2 大気圧プラズマ処理
   1-2-1 大気圧プラズマ処理法
   1-2-2 大気圧プラズマ処理例
  1-3 火炎処理
   1-3-1 火炎処理法
 2.処理後の表面状態

第2節 大気圧プラズマを用いた
       フッ素樹脂の表面改質と接着性の改善

 1.フッ素樹脂の表面改質方法(従来技術)
  1-1 金属ナトリウム−アンモニア処理
  1-2 プラズマ処理 1-3 プラズマ重合
 2.大気圧プラズマ重合装置
 3.大気圧プラズマ重合によるPTFEの接着性改善
 4.大気圧プラズマ重合処理したPTFEのめっき
 5.大気圧プラズマ重合連続装置
 6.大気圧プラズマ重合処理した
    フッ素樹脂フィルム上に形成した有機EL素子

第3節 プライマーを用いた
       表面処理・改質と接着への影響

 1.プライマー(金属, プラスチックを主に)種類と用途
 2.シランカップリング剤
 3.チタン系カップリング剤
 4.クロム系コンプレック

第3章 各種接着・接合技術 

第1節 各種接着剤による樹脂-金属の
           接合技術と特長および事例

 1.エポキシ系接着剤の特長と事例
  1-1 脂肪族ポリアミン系(常温硬化型)
  1-2 脂肪族ボリアミン系(中温硬化型)
  1-3 硬化ポリアミド系(常温,加熱硬化型)
  1-4 ポリサルファイド系(常温硬化型)
  1-5 ナイロン系(常温,加熱硬化型)
  1-6 酸無水物系(加熱硬化型)
  1-7 フエノール樹脂系(加熱硬化型)
  1-8 芳香族アミン系(加熱硬化型)
  1-9 シリーコン系(加熱硬化型)
  1-10 1液性工ボキシ系接着剤
  1-11 エポキシ系構造用接着剤
  1-12 金属用接着剤としての
            エポキシ系接着剤の役割
 2.アクリル系接着剤の特長と事例
  2-1 SGA(第2世代アクリル系接着剤)
 3.ポリウレタン系接着剤の特長と事例
  3-1 熱可塑形 3-2 湿気硬化形
  3-3 二液反応形
 4.シリコーン系接着剤
 5.その他樹脂系接着剤の特長と事例
  5-1 変成シリコーン系接着剤
  5-2 シリル化ウレタン系

第2節 自動車部材における
            接着技術の現状と課題

 1.接着剤に要求される特性
  1-1 強度 1-2 耐熱性 1-3 耐久性
 2.接着剤の種類
  2-1 エポキシ接着剤
  2-2 アクリル接着剤
  2-3 ウレタン接着剤
  2-4 シリコーン接着剤,ポリイミド接着剤および
                   ビスマレイミド接着剤
 3.車体に現在使われている接着接合
 4.車体材料の多様化と今後の接着接合
  4-1 高張力鋼 4-2 軽合金
  4-3 プラスチック 4-4 複合材料
  4-5 各種材料の接合上の問題点
 5.接着接合を車体に適用する場合の留意点
 6.接着接合部の設計手法
  6-1 接着継手内部の応力分布
  6-2 接着継手の強度設計
 7.今後の課題

第3節 樹脂と金属の接合・溶着に使用する
                レーザの種類と特徴

 1.レーザとレーザ接合の特色
 2.樹脂−金属のレーザ接合法
 3.溶接・接合用レーザの種類と特徴
 4.樹脂と金属のレーザ直接接合に
             利用されたレーザの例
第4節 レーザによる樹脂と金属の接合メカニズム

第5節 インサート材を用いた
         プラスチック−金属の接合技術

 1.開発法の接合の原理
  1-1 プラスチック−金属接合の困難さ
  1-2 開発法の接合原理
 2.開発法によるプラスチック-金属接合の接合例
  2-1 実験方法
  2-2 インサート材とプラスチックの接合
  2-3 インサート材と金属の接合
   2-3-1 インサート材の極性の影響
   2-3-2 金属表面の化学状態の影響

第6節 インサート材を用いない
        樹脂−金属のレーザ接合技術

 1.レーザによる樹脂-金属接合部の特徴と強度特性
 2.実用化に向けての信頼性評価試験

第7節 自動車部品の異材接合技術
 1.レーザ樹脂溶着技術
  1-1 レーザ発振器の進化とレーザ樹脂溶着システム
   1-1-1 10□m帯:赤外:CO2レーザ
   1-1-2 1μm帯:赤外:半導体、NdYAG、
             Ybファイバー&ディスクレーザ
   1-1-3 0-5μm帯:可視:
             Nd:YAG-SHG; 第2次高調波
   1-1-4 0-3μm帯:紫外:
             エキシマ、NdYAG-SHG
   1-1-5 半導体レーザ
   1-1-6 ファイバーレーザ
   1-1-7 樹脂溶着用のレーザ発振器
  1-2 レーザ樹脂溶着加工装置
   1-2-1 レーザ光の走査方法
   1-2-2 レーザ加工装置の基本構成
 2.レーザ樹脂溶着技術の基礎と適用
  2-1 レーザ樹脂溶着技術の基礎
  2-2 レーザ溶着技術の適用と拡
  2-3 レーザ樹脂溶着技術の狙い
   2-3-1 部品合わせ面の設計制約解消
   2-3-2 部品数削減、工程削減による低コスト化
   2-3-3 レーザによる工法統一
   2-3-4 局部的加熱による他部品への熱影響防止
   2-3-5 意匠性の向上
 3.異種材料の接合
  3-1 異材接合技術の現状
  3-2 樹脂と金属の接合技術
   3-2-1 ナノモールディングテクノロジー
                      大成プラス(株)
   3-2-2 LTCC技術 フウラウンフォファーIWS
   3-2-3 LAMP接合とインサ−ト材を用いた
                 樹脂と金属の接合技術 
  3-3 異種金属の接合技術
   3-3-1 レーザろう付技術
   3-3-2 クラッド材による異種金属接合技術
 4.適用例
  4-1 アルミ材の摩擦点接合技術
  4-2 セルフピアッシングリベット
  4-3 接着技術
  4-4 ろう付技術
  4-5 シングルモードファイバーレーザによる
                    異材溶接技術

第8節 FRP/金属の最新一体成型技術と
         接合強度向上、およびその評価

 1.FRP/金属ハイブリッド構造
 2.FRP/金属継手方法
  2-1 FRP/金属機械的継手
  2-2 FRP/金属接着継手
 3.FRP/金属一体成形継手
 4.ボルト一体成形継手
 5.Inter-Adherend Fiber(IAF)法による継手

第9節 金属接合用PPSについて
 1.PPS樹脂について
 2.NMT(Nano Molding Technology)
 3.金属接合用PPSグレード
  3-1 金属接合用PPSの材料設計
  3-2 PPS樹脂と金属との接合強度
  3-3 射出成形条件と接合強度
  3-4 接合強度の耐久性試験
  3-5 金属の種類と接合強度
  3-6 金属接合用グレード
 4.用途例

第4章 接着・接合強度評価および
          シミュレーション技術 

第1節 金属−樹脂接合界面の
            解析ポイントと評価法

 1.接着強度
 2.接着接合の破壊と界面(破壊面について)
 3.接着接合をおこなう界面(被着材の表面について)

第2節 樹脂-金属界面の密着強度を高める
              材料設計シミュレーション

 1.界面の密着強度を高める材料設計とは
 2.材料設計における高効率化の課題
 3.樹脂との密着強度に優れた金属を
                設計する解析モデル
 4.解析方法
  4-1 分子動力学法による密着強度の解析手法
  4-2 タグチメソッドによる直交表を用いた
                    感度解析の方法
 5.解析結果および考察
  5-1 密着強度の感度についての解析結果
  5-2 ロバスト性の解析結果
  5-3 設計指針および結果の考察
 6.実験との比較
 7.密着強度を向上させる
        材料設計シミュレーションのまとめ

第3節 樹脂−金属部品の接着界面における
              湿潤耐久性・耐水性評価

 1.経年劣化による故障の発生
 2.加速係数
 3.接着接合部劣化の3大要因
  3-1 接着界面へ水分が浸入することによる
                        劣化の促進
  3-2 温度による物理的および化学的劣化の加速
  3-3 応力による物理的および化学的劣化の加速
 4.アレニウスモデル(温度条件)による
         耐久性加速試験および寿命推定法
 5.アイリングモデル(応力条件)による
         耐久性加速試験および寿命推定法
 6.湿潤および応力負荷条件下の耐久性評価法
  6-1 Sustained Load Test
  6-2 接着剤−構造接着接合品の耐久性試験方法
          −くさび破壊法(JIS K 6867, ISO 10354)
 7.金属/接着剤界面の耐水安定性についての
                       熱力学的検討
 
 

                         ■本書のポイント (こんな疑問、問題点に迫ります) 
樹脂と金属の接着メカニズムから知る接着性向上
 ◎樹脂と金属を最適にくっつけるための条件設定法 ◎なぜくっつくのか、なぜくっつかないのか? 
 ◎密着強度向上の指針を得るための考え方とは?
表面処理が接着性に及ぼす影響
 ◎表面・界面で何が起き、どうくっついているのか? ◎界面物性を予測することで材料の設計指針を知る
 ◎化学的表面処理、機械的表面処理の差異はどう出るのか ◎樹脂と金属で異なる物性差をどこまで解消できるのか?
 ◎表面処理はどこまで行うべき? 最適なポイントとは?
各接着技術のメリット・デメリット
 ◎各接着剤の特長を活かせる材料、活かせない材料とは? ◎レーザーによる溶着に適した部材、適さない部材とは?
 ◎自動車材料における樹脂と金属の接合事例
接着・接合面の評価法から最適な方法に迫る
 ◎接着界面劣化はどうやって評価する? ◎分子シミュレーションによる材料物性評価法
 ◎経年劣化による故障の発生を回避するために 
 ◎評価結果から接着性改善に向けた指針を解説する ◎条件に応じた耐久性加速試験と寿命評価法 

 
 

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